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アントワーヌ3世 (ギーシュ伯爵) : ウィキペディア日本語版 | アントワーヌ3世 (ギーシュ伯爵)[あんとわーぬ3せい] アントワーヌ3世・アジェノール・ド・グラモン(Antoine III Agénor de Gramont-Toulongeon, duc de Gramont, 1604年 - 1673年7月12日)は、フランスの貴族、軍人。グラモン伯爵およびギーシュ伯爵。のちグラモン公爵。1641年にはフランス元帥となり、ナバラ王国とベアルンの総督、バイヨンヌの知事にもなっている。
== 略歴 == グラモン伯爵は、南フランスの名門貴族の出身だった。リシュリュー枢機卿に対して忠実に仕えた。ある時、グラモン伯爵が酔っ払った際、自分にとっては国王や王室よりも枢機卿の方がずっと重要だ、という趣旨の発言をしたこともあると言われている。そして1634年、グラモン伯爵はリシュリューの姪と結婚している。 三十年戦争では幾多の手柄を立て、1641年9月22日にフランス元帥へ昇進している。さらに、グラモン伯爵とその相続人は公爵の爵位を与えられた。1653年には大臣となり、1657年にはフランクフルト・アム・マインの議会の大使となった。さらに、1660年にはルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズ・ドートリッシュの結婚についての許可を得るため、スペインに派遣されている。 死後、『グラモン元帥の回想録』(''Mémoires du maréchal de Gramont'', パリ、1716年)が息子アントワーヌ=シャルルにより出版された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アントワーヌ3世 (ギーシュ伯爵)」の詳細全文を読む
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